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僕の公務員試験全記録

以前受けた公務員試験の受験記録を掲載しています。 参考になれば幸いです。

カテゴリー「まさかの2回目」の記事一覧

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第三次試験

第三次試験は個人面接と適性検査。ほんとにフルコースだ。健康診断書の提出まである。健康診断は職場のものもあったが、一応あらためて受診。しかし、なんかイマイチな病院だったので職場でしていたものを持って行った。面接の直前に控室で提出した。他の人と様式が違うのでいろいろチェックされたが大丈夫だった。ちなみに、この三次試験では前年まで作文というのがあったらしい。意味ないと思ってやめたのだろうか。受験生としてはありがたいことだ。

「最終の個人面接なんて何やるのかな…」正直なめていたといってもいいだろう。どうせ世間話程度で終わるんじゃないの?という感じで。そんな甘い期待は見事に裏切られた。

「では、これから最終試験における質問をお配りします」
みんなの待機場所である大会議室から別室の控室に呼ばれて、係員の職員の人にこう言われた時には正直キョトンとした。「へえ、事前に質問を教えるんだ、珍しいな」そう思って受け取ったカードには…

お題が書いてある!!!!

なんと、最終面接はこれまでで最強の口頭試問だったのだ。3つ書いてあるお題の中から1つを選んで面接会場で回答せよ、と。心拍数がどんどん上がっていくのが分かる。まさかこんな休日の朝にこれほどの窮地に追い込まれるとは、一族郎党、職場同僚、自分の妻においてもまさか想定していないに違いない。いくらサプライズ好きでもえてして自分が驚かされるのはあまり好きではないもの(笑)。さあ、必死で考える。ひとつは政策系のお題。他の2つはその場で考える系の知識問題ではない問題だったように思うが、答えられそうなのが政策系のものしかなかったので覚えていない。たしかに自分の人生の岐路に当たってそうすんなり行くはずがないのだ。後から考えれば、お題を渡されてから一番早く僕が面接会場に案内されたので、正味数分、長くても3分はなかったと思う。入室してぼんやり、今回は真ん中が人事部長、両サイドが局長級かあ…と朦朧とした頭で思いながら何かをしゃべった。時間まで測られていてもう何が何だか。あんなに長い時間しどろもどろのまましゃべり続けたのは人生初ではないか。

大して手応えもないまま最後の適性検査。これまた20分くらいで100何問やらされるという地獄のスピードテスト。30歳超えるとスピードが全然出ないのがよく分かった。「這ってでも」という形容がとってもよく似合うほどボロボロでなんとか終了。まさか最終試験でこんな目に遭わされるとは。ダメかもな…そう思った。

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合格発表

社会人だし面接以降は余裕、と思いきやその面接で落ちそうになっている状況はなかなかしんどく、合格発表まではかなり長く感じた。一方で、発表が近づいてくればくるほど逆に恐怖心が襲ってきて、やはり試験は嫌なもんだと再認識した。
発表の確認は市のHPで。クリックする手が震える。PDFを開く。番号を探す。もう並び順は分かっている。そして…

あった!!!!!

なんとほんとに合格した。具体的プランを思い立ってからは1年余り。長い長い沈黙の戦いが終わったのだった。夜、お互いの実家に連絡、朗報(だと思う)を伝えた。やはり家族にとっても朗報だったようでものすごい喜びようだった。
ちなみに最終合格の順位は分からず。合格者には教えていないらしい。

これで来年度からまた地元に帰っての生活が始まることになった。
まあ地元といっても実家に戻るわけではないのでそこは少し違う。親と近くなればそれはそれでいいことばかりではないだろう。難しいこともあるだろう。でも、何かあったらすぐ帰れる距離にいる。それだけでお互いかなり安心なのではないか。僕にはそんなに遠くない過去、父親が一番厳しい状況だった時にそばにいられなかったことについてちょっとしたトラウマめいたものがある。親は知らないがチラッと近所のおじさんにも言われた(そんなに直接的ではないけど)。僕も思った。「家族なのに僕は一体何をしているのか」
近くにいるから役割が果たせるかどうかはまた分からない。でも、可能性は大きくなると思う。とりあえずはその準備ができてうれしい。

ずっと関係の続いている友人ともまた近くなる。年1とかじゃなくて会えるようになるだろう。今の職場の人、都会での友人とは遠くなる。でも、前の会社の同期ともまだつながれている。都会での友人たちとは前も離れていたことがある。でも切れなかった。今回も大丈夫だと思うし、今後もそうだと思う。あとは…これからの自分次第だ。これもこれまでと変わらない。そう思っている。

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各科目の勉強法と使用教材と使い方(とその反省)1

<試験の下調べ>
◎資格試験研究会編『2015年度版 市役所試験早わかりブック』(実務教育出版)
⇒政令市でない市役所の試験は、問題が公表されていないことも多く、謎のベールに包まれている。そんな中で参考になったのはこの本。特に出題テーマの項は戦略決定(問題集の中のやるところ決め)に結構参考にした。1点、困ったところがあるとすれば、出題テーマの分けが実務教育出版の分けになっていること。後述する『新スーパー過去問ゼミ』をお使いの方にはそれほど戸惑うことはないと思うが、特に経済とかは『スー過去』でない人には当てはめ方がちょっと難しいかもしれない。

◎公務員試験研究会編『〇〇市のⅠ種・大卒程度』(協同出版)
⇒受ける自治体にもよるのだろうが、自分の受けた市役所のものの内容についてはまったく参考にならなかった。こういうものをネットで適当に選んで買ってはいけない、という典型である。参考書・問題集類は特に直に手に取って、中を見てから買うことを強くオススメする。本書は基本的に該当の市の前年の受験案内をそのまま載せて、運よく論作文、集団討論の実施課題例が見つかれば載せるし、なければ放置、というほんとに出版物なんですか、というくらいの出来。


<勉強法関係>
◎合格の道研究会編著『公務員試験 受かる勉強法落ちる勉強法 2015年度版』(洋泉社)
⇒独学で試験に臨む人には相変わらず指針となる1冊。ただし、市役所はあまりこの本のターゲットに入っていないので、出題傾向や戦略を立てるためには、上の『市役所試験早わかりブック』のほうが参考になる。2回目に使って感じたのだが、この本は時間がある人向けの本。仕事をしながらだと、なかなかこの本のようには時間を使えないので、自分で工夫して取り組む必要がある。あと、正文化はやる必要がない、という結論に至った。公務員試験後の他の試験でも踏襲していたが、自分ではあまり成果が上がらなかったし、そもそも、正文化のための作業で相変わらず迷うことも多く、合わない人にはたぶん時間のムダだと思う。「『最初に過去問』が〇」という考え方と参考書のラインナップとレビュー、勉強法を考えるのがめんどくさくなったときの拠り所、と、主な使いどころはその3点かなというのが結論。ちなみに前はイエロー本と呼んでいたが、2015年度版はオレンジだった。今はなんて呼ぶのかな。

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