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僕の公務員試験全記録

以前受けた公務員試験の受験記録を掲載しています。 参考になれば幸いです。

カテゴリー「まさかの2回目」の記事一覧

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目的はUターン

「帰れたらそのうち帰ろうか」
ある時から我々夫婦の間で出始めた話題。ほぼ同郷の2人。都会での生活に固執しているわけでもない。親はもうあきらめてるだろうけど今でも帰ってきてほしいはず。お互いに長男長女。なにより、結婚してからはより強く、「せっかくの家族なのにこんな1年に数回会う程度でこのまま行っていいのか?」との思いがよぎるようになった。
ただ、帰るにしても仕事がない。今までも「仕事があれば帰ってくるよ」くらいのことは親にも言っていたが、実際にないのでお互いに冗談前提で話していた。夫婦間で話題が出始めてからも「帰る」というのはちょっと本気のアイデアに過ぎず、その具体的プランとしては「帰って喫茶店でも始める」とか「自営業でもやる」とか思いつきレベルのものしかなかった。

そんなとき、元同僚で現友人と久々に食事をした。そこで彼から何気なく切り出されたのが、「今の会社を辞めて妻の故郷で暮らす」ということだった。気になる仕事は、地元市役所の公務員。そっか、その手があったか。とはいえ、さすがに自分の地元市役所くらいは少し前に調べ済み。もう年齢制限に引っかかって受験できないのも調べ済みだった。「でも、妻の地元は?」帰ってから調べてみる。なんと受けられる!Uターンプランが相応の現実味を帯びた瞬間だった。

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不言実行の方針など

受験に向けていくつか決め事をした。
①親には受かるまで言わない
②1回しか受けない
③落ちたら今のところで暮らすと腹をくくる
の3つだった。

①は余計な期待をさせないということだ。もちろん、受験するときは(市内なのだから)妻の実家に泊まらせてもらった方がお金も浮く。それはそうなのだが、プレッシャーも大きくなるのと、落ちたときの落胆もひどくなる。知らなければ無駄な期待も過度な心配もしなくてよい。「知らない方が幸せ」なのだ。

②は今の会社における僕の立場も関係する。受験を決意したその年の前年、僕は社内の昇任試験にパスした。給料もわずかながら上がったし、少々困難な仕事も任されるようになった。また、これはわが社のルールなのだが、昇任すると昇任翌年か3年後のどちらかのタイミングで、必ず他の部門に異動することになっている(ここでいう他部門異動とはただの部署間異動ではなく、民間会社などでは転職に近いくらいの変化を指す)。そしてこの異動年というのが僕の場合は受験の翌年なのだった。つまり受験年はどちらにせよ、今の職場での最後の年。僕の周囲は僕が今年度でいなくなるというのを最初から分かっている状況なのだ。だから逆に言えば、受かって転職してもそれほど迷惑をかけずに済むし、もし落ちたら落ちたで社内での新天地にチャレンジしていくことになる。そんなタイミングはこの受験年しかないし、翌年同じことをすると周囲に多大な迷惑がかかる。やるならこの1回だけと決めた。そう決めれば③の腹もくくれるだろう。そう思った。

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捗らない勉強

さあ、受験の決意は固まった。あとは勉強!まずは前も使った勉強法の本を買ってきて参考書や問題集の選定、勉強計画を立てて実行、受験自治体の研究もしないとね…そんなことを年明けから始めた。参考書や問題集も必要なものはひととおりamazonで買い集めたし、毎日やるような科目は早速勉強を始めた。しかし…

進まない。まー、進まない。これが「仕事をしながら」という意味なのかと思い知った。前回は(後のことを考えずに)とりあえず会社を辞めて勉強に専念できた環境があった。でも、今回はそうはいかない。残業することもあるし、休みが用事でつぶれることもある。仕事の中で難しいことがあれば勉強する気分にならないときもある。そしてなにより、これが大違いなのだが、「落ちても仕事を失うわけではない」。これは取り組むモチベーションとしてはかなり大きな違いになったように思う。現状に不満があっての受験ではないので、ふとした時にやってくる「なんで受けようとしてるんだろう」という素朴な疑問への対応には苦慮することになった。

そんなモチベーション維持との格闘はありつつも、細々と勉強は継続。そのうち大体の勉強に費やせる時間が決まってきたので次のように活用した。
①朝の通勤電車内…文章理解(英文)対策
②出勤前の喫茶店…専門試験対策の問題集
③帰りの通勤電車内…読み物系(時事対策や講義本などの参考書)
④平日夜…文章理解・判断推理・数的推理の問題演習
⑤休日午前…専門試験対策の問題集

①は元々朝早く家を出ていたので、電車がそれほど混んでいない時間帯を活用。少なくとも文章理解の半分(以上)が英文ということに衝撃を受け(前からそうでしたっけ?)毎日対策を行った。②はこれも元々始業時間の1時間半前くらいには職場最寄駅に到着するというとんでもない行動を取っていたので自然な時間割。この時に新聞を読むというのは日々の楽しみのひとつなのでそこは削らず、勉強に充てられたのは正味30分ほど。問題演習がこれだけで足りるわけないというのと、経済学みたいないろいろ書きながらじゃないとできないような科目には向かないため、いずれにせよ休日等での補充が必要だった。③はもうこのくらいの時間になると読み物系くらいしか体が受け付けない(英文とかムリ!みたいな)ので、普段読んでいる小説などを『速攻の時事』とかにせめてチェンジした。今考えれば、朝やったことや前日やったことの復習に充てればもっと効率的だったかもなと思う。④はできるだけ毎日。酒飲んで帰ってきてもせめて解説くらいは読むことに(なるべく)していた。⑤はまあ普通必要。勉強ばかりしていたくなかったので、午後からは好きなことができるように早起きして取り組んでいた。

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