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僕の公務員試験全記録

以前受けた公務員試験の受験記録を掲載しています。 参考になれば幸いです。

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2-1.教養試験対策

 教養試験については6~7割とれればよい、という定説がある。一方で僕は6割取れたら十分だと体験から感じた。
 例えば、東京都の試験では、教養択一は2007年の試験から足切り用にしか使われなくなった(4割以上取っておけばおそらくOK)し、県庁の試験でも僕の点数は56/100。専門試験だって75/120で、足しても131/220。得点率は6割をぎりぎり切っている。それでも全体の順位(1次試験のみ)は36/520位なのである。若干今年の地方上級試験が難しかったとはいえ、それにしても教養択一の全体的な到達ラインは変わらないと思う。
 教養試験で力を入れるとすればむしろ一般知能分野を相当鍛えるのが理想で、一般知識分野についてはかなり絞り込んで完成度の高い科目を数科目(なるべくたくさん出題される科目で)作っておく。その方がもしかすると賢い戦略なんじゃないかなと現時点では感じている。

●一般知能分野
 一般知能分野は文章理解+資料解釈+数的推理+判断推理を1つのセットとして他の科目の勉強ができなかったときでも毎日必ずやるようにしていた。
 この科目については、アドバイスをくれる人によって「絶対毎日やらなきゃだめだ」という人と「どうせ毎日やっても変わんないよ」という人がいた。僕自身は性格上毎日やらなきゃできないだろうな(特に算数系はできる気がしなかった)、と思っていたし、どうせ変わらないのかもしれないがやっても損はなかろうと思ったので毎日少しずつでもやる方をとった。結果的に、怠けた時は「勘が鈍る」状態になると感じたのでやっぱり毎日やっていて良かったと思った。

○文章理解
 この科目は毎日2問ずつ自力で解いた。内訳は現代文1、英文1、である。古文については東京都では出ないのでやっておらず、地方上級対策でもたった1問なので問題集の新しい問題が切れたらそこでやめた。ちなみに、他人の合格体験記で本番の問題数に合わせて問題を毎日こなした人の話も読んだが、直前期ならともかくあまり早いうちからやっていると新しい問題がなくなってしまってつまらなくなりそうだったのでペースは抑えた。
 基本的に毎日新しい問題を2問ずつやっていたので問題集も一番多く買った科目である。使った教材は、『スーパー過去問ゼミ2』(実務教育出版)、『公務員試験合格の500シリーズ 地方上級〈教養試験〉過去問500』(実務教育出版)、『過去3年本試験問題集 東京都Ⅰ類(事務)』(TAC出版)、『過去問セレクション⑮文章理解』(早稲田経営出版)、『過去問精選問題集 出たDATA問⑩文章理解 実践編』(七賢出版)などひたすら未見の過去問を探して解いていた。
 要旨把握も内容一致も最初に選択肢を見るというのは鉄則であろうが、要旨把握については選択肢をサラサラと確認した後、本文を読み特に逆接のあと接続詞のあとに注意して問題を解いた。内容一致は要旨把握より念入りに選択肢を確認(キーになりそうなところに軽くアンダーラインを引くなど)してから本文を読み、とにかく一致するものを探すというやり方にしていた。文章理解は大学受験の頃からセンスに頼るのは危険だと考えていたので自分なりのやり方を見つけられたのはそれなりに役立った。
 英語は単語力が不安だったため、『Core1900』(Z会)という「イエロー本」でも紹介していた「英文で覚える英単語集」を1日1~3ユニットずつ流し読みをしていた。単語は結局そんなに身についていない気がしたが、それでも継続してやっていた頃の英文の点数は良かったので意味はあると思う。

○資料解釈
 この科目は地方上級では1問くらいしか出ないのに東京都では4問も出るのでおざなりにするわけにもいかず、仕方なく毎日1問ずつ解いた。使った教材は、主に畑中さんの『畑中敦子の資料解釈の最前線』(LEC)と『スーパー過去問ゼミ2 文章理解・資料解釈』(実務教育出版)。
 解説が丁寧な『最前線』をひと通り解いてから、解説があっさり系の『スー過去』に移るとなんとなく適当に問題を解いて終わり、という雑な習慣がついてしまい、東京都の1次直前にスランプに陥った。自信回復のためにもう一度畑中本のやさしいところに戻って復習。なんとか調子を取り戻せた。結論、あまり難しいのは無理に解けなくてよいと感じた。腹が立つだけである。

○数的推理&判断推理
 一般知能分野では、とにかくこの科目がネックであった。そもそも中学受験などとは無縁の僕には○○算というものとは全く縁がなくやり方を知らないため最初はできる気がしなかった。ただ、大学時代の就活のSPI対策の時、やり方を少し勉強したらできるようになったこともあったのでとにかく同じ問題集を繰り返し解いて解き方を学ぼうと思った。
 使用教材は主に畑中さんの本(『畑中敦子の数的推理の大革命』、『畑中敦子の判断推理の新兵器』、『畑中敦子の天下無敵の数的処理①判断推理・空間把握編』、『畑中敦子の天下無敵の数的処理②数的推理・資料解釈編』(いずれもLEC) ) 。
 初級用のもの(『天下無敵』シリーズ)を最初に6回通りずつ解き、その後は上級用の『大革命』と『新兵器』に移行。そちらについても6回通りは解いた。本番は結局あまりできなかったが、やっていなかったら0点だと思うのでやった意味はあったと思う。できないなりにも本番で試行錯誤できるだけのパターンを覚えられたことは大きかった。
 なお、併用したというほど使ってはいないが、島村さんの『カリスマ講師のマル秘授業公開 数的推理・判断推理』(洋泉社)も流し読みして、真似できるテクニックだけ試験終了間際に使うようにした。中でも、「きれいな数が正解らしい?」という「うわさ」はよく使ったし、他の科目にも使ってみたことがあった。試験終了間際ではそれなりに助かった。

 勉強を始めた当初は午前中いっぱいを使って一般知能分野をやっていたが、数的推理と判断推理合わせて2~3時間ぶっ通しで苦手科目に取り組むため、それだけで頭のキャパがいっぱいになってしまい、その後の学習に悪影響を及ぼしていた。その時、今村潤平著の『公務員試験 最新最強のスピード合格法 2008年度版』を読み、「数的処理は文系も理系も90分で1ピリオド。」との記述に出会った (根拠は…「文系タイプの人が90分以上、たとえば3時間数的処理を勉強すると、頭の1ヵ所に負荷がかかりすぎて頭痛を起こし、急速にモチベーションが下がってしまいがち。」だからだそうだ)。すると、キャパの問題は一応解決したのだった。

 ちなみにこんなところで勉強法の話だが、僕の場合、公務員試験の勉強は基本的に①自力で問題を解く科目と②自力で問題を解かない科目に分けていた。例えば、一般知能系や経済原論は①のタイプで、その他の専門科目などは「自己流正文直し」を基礎に据えた②のタイプの科目である。①か②のどちらかに偏ると頭のキャパがいっぱいになるので長時間学習は難しくなってしまう。そこで①タイプの数的処理2科目と経済原論をインプット中心学習をする②の科目の合間に入れることで生理的にも長時間の学習が可能になった。自分なりのコツは、同じ種類の科目だけで頭がいっぱいになる前に(まだちょっと余裕かな、ぐらいで)①→②、もしくは②→①に勉強内容を変更するのが一番はかどった。

●一般知識分野
 一般知識分野については結局あまり手が回らなかったというのが正直なところである。
勉強してもしなくても概ね6割くらいだった。対策もできていないのにそれでも僕が教養択一で結構上位の方に入っていたのは、結局みんな対策が不十分だった、手が回らなかった、ということに尽きるのではないかと思っている。

○数学
 何の対策もしていない。
できそうなやつを勘でやったら結構当たったこともある。どうせ1問しか出ないのでまあいいかと思っていた。そもそも数学は高校時代から大の苦手で、模試で0点を記録したこともあるので、ちょっとやそっと勉強したくらいではどうにもならないだろうとさっさと諦めた。

○物理
 高校で初めて出会って「あ、この科目は僕には無理だ」と早々と悟ったため、試験でもやるだけ無駄だと思って捨てた。たまに勘が当たったりもしたがこの科目の場合は本当に全くの勘である。

○化学
 これも何も対策はやっていないが、高校の2年くらいまで文系クラスでもあったような気がして、たまにうろ覚えだったものが出てきてできたりしたこともあった。勘をフル動員して2問中1問を当てようと頑張った(笑)。

○生物
 生物は一応センター試験で80点くらいは取っていたのである程度の素地はあった。
『公務員試験対策最新版パスラインシリーズ 自然科学』(時事通信出版局)の問題は難しく挫折。それほど時間も取れなかったために『センター試験 生物Ⅰの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)の「ポイント」を何回かざっと目を通して知識を補充した。あとは、『1問1答 大卒公務員の過去問 自然科学』(三修社)と模試でできなかった問題を確認した程度。

○地学
 地学は高校でやったことがないのだが、捨ててはいけないと書いてあるので『公務員試験対策最新版パスラインシリーズ 自然科学』(時事通信出版局)を我慢してやりきったら案外知識がついた。後は、『センター試験 地学Ⅰの点数が面白いほどとれる本』(中経出版)と『1問1答 大卒公務員の過去問 自然科学』(三修社)で終わり。仕上がったと言えるのかどうかは分からないが、それなりに点は取れるようになった。

○日本史
 イエロー本には「捨てるとしたら日本史ぐらいだ」と書いてあるのだが、僕は高校時代、日本史だけは得意だったのでむしろ得点源であった。ただ、そうは言っても完全に力は落ちておりもう一度なんとかちょっとは取り戻す必要に迫られた。
 問題演習なども本格的にはできなかったが、実況中継本や講義風本を何冊か通読。公務員試験の日本史は時代の判定がある程度正確に出来れば、選択肢の間違いが大げさで簡単に正誤判定できることが多かったのでそれほどは苦労しなかった。
 竹内さんの『超速! 日本史の流れ』シリーズ(ブックマン社)は高校時代から好きで今回も好んで使った。読みやすく役に立つのはもちろんだが、収録されている小話に結構励まされるし、モチベーションも上がるのでそういう意味でもなかなかいい本だと思う。

○世界史
 高校2年まで世界史の授業があったからいいようなものの、メインは日本史選択であったためかなりのうろ覚え。とりあえず『公務員試験対策最新版パスラインシリーズ 人文科学』を苦労してやったり、『1問1答 大卒公務員の過去問 人文科学』をやってみたりもしたが、範囲が広すぎて結局最後は『1問1答』に出ている範囲だけに絞って対策。あまり得点率はよくなかったが、0点ということもなくなった。時間があればちゃんと勉強したかった科目である。

○地理
 地理は『公務員試験対策最新版パスラインシリーズ 人文科学』をやっただけでだいぶマシなレベルになった。
 瀬川さんの『瀬川センター地理B講義の実況中継』(語学春秋社)には重要事項を吹き込んだCDがついていて便利だった。ポイントなど地図を使って分かりやすくまとめてある箇所に絞って参考書で知識を補充し終了。

○思想・文学・芸術
 対策せず。文学と芸術は雑学で十分カバーできた。思想はちゃんとやっとけば良かったとも思った。

○政治経済
 結局、専門試験の範囲とかぶってるだろう、ということでほとんど対策せず。ただし、かぶっていない部分でここは知らないと無理だろうと思う分野だけ『センター試験 政治経済の点数が面白いほどとれる本』『センター試験 現代社会の点数が面白いほどとれる本』(ともに中経出版)で斜め読みしておいた。

○時事・白書
 『公務員試験 速攻の時事』(実務教育出版)を徹底的に読み込めばOK、とイエロー本にはサラっと書いてあるわけだが、そんなことができれば誰も苦労しないわけである。OKじゃねえっつーんだよ(笑)。
 この科目はむしろ同じ『速攻の時事』でも『速攻の時事 トレーニング編』(実務教育出版)の方を効果的に使うべきだと考え、前述した自己流正文化を施し3~4回繰り返した。その方が時間が短くてすむ。
 他のインプットとしては、LECの「時事白書ダイジェスト」のDVD講義を受講した。先輩から「時事関係についてはさすがに予備校が強いから利用した方がいい」と勧められたためである。なかなか届くのが遅くハラハラさせてくれたが、価値は十分にあった(時間がなかったが4月のある土日で一気に聞いた)。講師が喋ったところだけマーカーを引いて(出そうなところだけ喋ってくれるので助かる)、あとは何回もパラパラ直前に見直した程度。それでも東京都の教養ではまさに時事問題に救われ足切りを免れた。

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