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僕の公務員試験全記録

以前受けた公務員試験の受験記録を掲載しています。 参考になれば幸いです。

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1-6.東京都職員Ⅰ類B採用試験 2次試験@東京都職員研修所

 いよいよ都庁の面接。僕の場合は県庁の1次試験の2日後が都庁の2次試験だったので、県庁後の都庁前日の午前中に最後の総復習として予備校で模擬面接を受けてから気持ちよく東京に出発するつもりだった。
 ところが、万全を期すつもりが、前日の県庁筆記試験の疲れが想像以上だったためか、模擬面接では全く頭が回らない。今までハマったことのなかったドツボにハマりまくる。先生も「一体どうしたんだ、今まですごく良かったのに」と首を傾げている。それ以上に自分でもおかしいと思う。時間を置いて何回やり直してもダメ。最終的には、僕も先生も今日のコイツ(僕)は無理だと判断し、そのまま出発することになってしまった。
 しかし、あんまり不安なので最後に主な質問に対しての着地点だけは確認させてもらった。どんなにこんがらがってもとにかくこういうことを言いたいんだ、という点だけははっきりさせておきたかったのだ。最低限の着地点を確認する時には幾分か落ち着いており、途中からは普段どおりに喋れるようになった。先生は「大丈夫だよ、喋れるよ。」と言ってくださった。
 自分でも今日はとにかく休もうと思い、新幹線の中では、面接対策のノートを読み返したりすることもなくずっと小説&テトリス。ホテルに着いてからはゆっくり好きなものを食べて、テレビを観て、気持ちを楽にしながら就寝した。そのおかげか疲れもまあまあとれたようだった。

 当日は午後からの面接なのでゆっくりできた。
 ホテル近くのミスドで面接カードの清書&コンビニにて指定された枚数分コピーなどをしてから、ゆりかもめでテレコムセンター駅へ。この日はテレビでやってた占いは最下位だったが、今まで占いは悪い方がいいことあったりしたので気にせず。とにかく「今日は頭回る!」と自分に言い聞かせて面接に向かった。研修所がめちゃめちゃ立派で「東京都、ハンパねえな」と思った。

●面接記録
面接官は男2女1(いずれもベテランっぽい)の個人面接。時間は30分程度。
主な質問内容は以下の通り。

・ サークルの話
・ 長所と短所
・ それを裏付ける具体例など

 質問はこれらに終始。こちらから前職のエピソードを思い切り喋っているのにそこには一切触れられず。かえって不気味だった。
全体的に雰囲気は穏やかだったが、「長所を発揮できない状況になったらどうする?」という質問には困った。
 その他、「短所を裏付ける具体例」がすぐには答えられなかったので相当焦ったが、「では最後に一言何かあればどうぞ」と言われた時にもう一度質問をしてもらい、きちんと答えることができた。短所のエピソードを話すだけではなく、「…だからこういうところに気をつけていて、それが今の長所になっているんです」という風に「面接で話したこと全体」をまとめるようなことが言えたのでとりあえずはリカバーできたんじゃないかと思った。そう言ったときは面接官も3人ともすごくうなずいてくれていた。

 それでも終了後は途中で詰まってしまったショックが大きく、あまり希望は持てなかった。終わったというとりあえずの開放感だけが残った。
受けてみた印象では、とりあえず1次試験の合格者を例年より多く出してみて、2次試験であまり差がつかないような加点をした結果3次に進む、という感じ。1次が良ければ進むだろうなとは思った。だが、1次の論文に自信が持てなかったのでどちらかというと悲観していた。

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1-7.東京都2次試験&県庁1次試験後~次の試験期

 1つ実際に面接を受けて余裕が出たことと、同じ人1人にだけ何回も模擬面接をしてもらうことの無意味さ&模擬面接に必要なエネルギーを勘案した結果、もう模擬面接は受けに行かないことに決めた。実際にその後は東京都の3次試験のためにも、県庁の2次試験のためにも模擬面接は受講せず。自分の言いたいことなどは既に固まっていたし、変に人の意見に影響されるのがイヤだったからだ(1回目の面接前には「受かる解答」を意識しすぎてドツボにハマった)。また、どうも先生がいると全面的に頼ってしまうところがあり、逆にペースを乱すので自分を甘やかさない方が結果的にはいい、と考えたことも理由の1つだった。
 一方、県庁対策として、模擬の集団討論だけは同じ予備校で受講した。受講したのは1日だけだったが、ディスカッション自体は2本やったのでそれなりに練習にはなった。

 東京都の2次試験合格発表は家でネットが一時的に使えなくなったためネットカフェから確認。
正直いって受かると思っていなかったので全く期待せずに発表画面を「ふーん」とスクロールしていたら自分の番号が見つかったのでびっくりした。落ちたら「東京に行くな」という運命なんだろうなと思っていたが、思いの外受かったので、これは案外縁があるんじゃなかろうかと思い込んでみようと思った。

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1-8.東京都職員Ⅰ類B採用試験 3次試験@東京都職員研修所

 場所は前回と同じ。時間は15時前に集合の組だったのだが、ホテルは結構早く出なきゃいけなかったし、ソワソワしまくって早くゆりかもめに乗ってしまった。結局終点の豊洲まで行って駅でボーっとしたりして時間を潰した。昼食は食べる気がしなかったのでウイダーインゼリーのみ。集合場所を1フロア間違えてエレベーターから降りたり、トイレからの帰り道で軽く迷子になったりして道中は散々ではあったが、「面接でやるはずの失敗を今やってるんだ」と思い切りプラスに捉え、本番に臨んだ。

 面接直前はとても喋れる気がしなかった。また、前の人の面接が時折聞こえてきたりして(渋い男性の声で「でも君には向いてないと思うんだけどねえ」というやりとりが聞こえた。受験者は顔面蒼白で出てきてそのまま僕に一言も声をかけずに帰っていった…)戦慄していた。ただ、前職での苦手な社長さん・支店長さんが5人揃って並んでるのよりはマシだろ、と考えたり、そういや今まで面接の時に本気で自分の意見プレゼンしたことあったっけ、ないなあ、1回ぐらいビビらずにやってみるかぁと思ったり、以前上司に「Rくん、とにかく自信もってね」と言われていたのを思い出したりとか、最終的には「ま、殺されるこたぁねえだろ!」と開き直り(僕の場合、大体こう思えたらなんでもできる)、ノックする前に亡くなったじいちゃんとひいばあちゃんに「最後まで頑張らせてね」と祈りつつ入室した。待ち時間が長かったのでいろいろとにかくセルフコントロールに努めた。

●面接記録
面接官は男2女1の計3人(真ん中に若めの男性、両端年配の男女)の個人面接。時間は大体40分程度であったと思われる。
主な質問内容は次の通り。

・前職のこと(職務内容について)。
・なぜ辞めたか?
・人間関係で難しかったことは何か?
・仕事はどんなことが難しかったか?
・それらをどう乗り越えたか?
・東京都でやりたいこと詳しく。
・希望の部署につけなかったら?
・管理職になりたいか?それはなぜ?
・部下とかで協力してくれない人がいるかもしれないけどその時はどうする?
・質問とか最後に一言とかはなし。

 流れとしては、最初にアイスブレイク的な会話で緊張をほぐさせてから面接官が順番に質問。僕の時は…

①向かって左の女性面接官がまず前職のことについて質問

②今度は向かって右の年配の男性面接官が東京都でやりたいことについて具体的に聞いてくる。
(「困ったことを言う人だなぁ」みたいな雰囲気でなぜかなだめるような口調で話してくるので、こちらが何か無理を言っているような気がしてくる)

③最後に真ん中の若めの男性面接官が若干ケンカ腰で今まで話したことを否定しにかかってくる

という感じ。
 東京都の面接では、先入観を与えないため、出身大学名や留学先など固有名詞を出しての説明はNGになっており、それを拡大解釈(合ってる?)して前職の会社名も出さなかった。しかし、これが非常に難しく、職務内容も外部の人にはちょっとわかりにくかったために面接では苦労した。面接官の方に分かるかどうか確認したりしながら、分からなければより具体的に例を挙げて話すなどその場の反応を見ながら説明した。退職理由を一生懸命(内心はビクビク)説明するとあっさりうなずいて納得してくれたのでほっとしたし、大きな自信になった。

 面接官のテクニックで印象に残っているのは、向こうでこちらの話をまとめるフリをしてさりげなく話を誘導し、受験者を追い込もうとしてくることだった。
 例えば、「あなたが今おっしゃったことを私は○○という風にとらえているんですが、こういう理解でいいですか?」と聞く。この「○○」のところをよく聞かずに「ええ、まあ」なんて言おうものなら揚げ足を取られてドツボにはまるのだ(例えば「あれ、さっきあなた、こう言いませんでした?今言ったことと違うんじゃない?」とか)。東京都の2回目の面接ではとにかく「矛盾しないように気をつけろ」というアドバイスをいろんな人からもらっていたが、そのカラクリはこのテクニックにあるんじゃないかと思った。
 こういう嫌な追い込み方については、もし意図が予感できたらできる限り回避するのが得策だと思う。無駄なドツボにはたとえ準備をしていても嵌まらないのが賢いと思う。思わぬことで足元をすくわれる可能性がある。
 その他、政策の話をしていた時になんだか難しい話になりすぎてお互いに「あれ?何の話してるんだっけ??」という雰囲気になり若干焦ったが、なぜか深追いされずそのまま「やりたい仕事につけなかったらどうする?」というお決まりの質問に移ったのでホッとした。
 面接全体を通じて、突っ掛かってくる感じだったり、無表情だったり、呆れた感じで話を始めたりと受験者にストレスをかけようとしている様子は見て取れた。1人の面接官がこっちの話を聞いている間に他の面接官はイスの背もたれに寄りかかったり、しきりに首を傾げるなどして意識的に態度悪くしてみたり、ということもされていたように思う。
 しかし、なぜか冷静に受けることができ、質問の意図を把握することもできていたので圧迫面接とは感じなかったというのが正直なところである。よく分からないことについては「どういうこと?」と聞いてくるのが人情としては当然だと事前に心構えをしていたことも良かったと思う。

 3次試験の自己評価はかなり高かった。ちゃんと頭も回ったし、答えられなかった質問もなかった。手応えとしては、正直いってあれで落ちたらしょうがないという感じをもった。終わった直後はなぜか合格をほぼ確信していたし(後でどんどん不安になったが…)、これでダメだったらそもそも他の点数が最初から悪かったんだろうと思うことにした。自分としては気持ちを込めていい話が出来たと思ったし、面接官の方々もこちらの話を非常によく聴いてくださったという印象を持った。何よりとてもよい面接ができたと感じたので非常に満足だった。
 なお、都の志望動機、なぜ遠隔地から東京を受けにきたのか、他の受験状況、自己PR、といった質問はなかった。なぜ遠隔地から?という質問がなかったのは意外だった。手元にそういう資料がなかったのかも知れない。聴き忘れたんじゃないかな、とも思った。

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