僕の公務員試験全記録
以前受けた公務員試験の受験記録を掲載しています。 参考になれば幸いです。
カテゴリー「1.公務員試験受験生活全記録」の記事一覧
- 2025.04.28
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- 2013.01.19
1-7.東京都2次試験&県庁1次試験後~次の試験期
- 2013.01.19
1-8.東京都職員Ⅰ類B採用試験 3次試験@東京都職員研修所
- 2013.01.19
1-9.県職員採用試験 2次試験@県自治研修所
1-7.東京都2次試験&県庁1次試験後~次の試験期
1つ実際に面接を受けて余裕が出たことと、同じ人1人にだけ何回も模擬面接をしてもらうことの無意味さ&模擬面接に必要なエネルギーを勘案した結果、もう模擬面接は受けに行かないことに決めた。実際にその後は東京都の3次試験のためにも、県庁の2次試験のためにも模擬面接は受講せず。自分の言いたいことなどは既に固まっていたし、変に人の意見に影響されるのがイヤだったからだ(1回目の面接前には「受かる解答」を意識しすぎてドツボにハマった)。また、どうも先生がいると全面的に頼ってしまうところがあり、逆にペースを乱すので自分を甘やかさない方が結果的にはいい、と考えたことも理由の1つだった。
一方、県庁対策として、模擬の集団討論だけは同じ予備校で受講した。受講したのは1日だけだったが、ディスカッション自体は2本やったのでそれなりに練習にはなった。
東京都の2次試験合格発表は家でネットが一時的に使えなくなったためネットカフェから確認。
正直いって受かると思っていなかったので全く期待せずに発表画面を「ふーん」とスクロールしていたら自分の番号が見つかったのでびっくりした。落ちたら「東京に行くな」という運命なんだろうなと思っていたが、思いの外受かったので、これは案外縁があるんじゃなかろうかと思い込んでみようと思った。
一方、県庁対策として、模擬の集団討論だけは同じ予備校で受講した。受講したのは1日だけだったが、ディスカッション自体は2本やったのでそれなりに練習にはなった。
東京都の2次試験合格発表は家でネットが一時的に使えなくなったためネットカフェから確認。
正直いって受かると思っていなかったので全く期待せずに発表画面を「ふーん」とスクロールしていたら自分の番号が見つかったのでびっくりした。落ちたら「東京に行くな」という運命なんだろうなと思っていたが、思いの外受かったので、これは案外縁があるんじゃなかろうかと思い込んでみようと思った。
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1-8.東京都職員Ⅰ類B採用試験 3次試験@東京都職員研修所
場所は前回と同じ。時間は15時前に集合の組だったのだが、ホテルは結構早く出なきゃいけなかったし、ソワソワしまくって早くゆりかもめに乗ってしまった。結局終点の豊洲まで行って駅でボーっとしたりして時間を潰した。昼食は食べる気がしなかったのでウイダーインゼリーのみ。集合場所を1フロア間違えてエレベーターから降りたり、トイレからの帰り道で軽く迷子になったりして道中は散々ではあったが、「面接でやるはずの失敗を今やってるんだ」と思い切りプラスに捉え、本番に臨んだ。
面接直前はとても喋れる気がしなかった。また、前の人の面接が時折聞こえてきたりして(渋い男性の声で「でも君には向いてないと思うんだけどねえ」というやりとりが聞こえた。受験者は顔面蒼白で出てきてそのまま僕に一言も声をかけずに帰っていった…)戦慄していた。ただ、前職での苦手な社長さん・支店長さんが5人揃って並んでるのよりはマシだろ、と考えたり、そういや今まで面接の時に本気で自分の意見プレゼンしたことあったっけ、ないなあ、1回ぐらいビビらずにやってみるかぁと思ったり、以前上司に「Rくん、とにかく自信もってね」と言われていたのを思い出したりとか、最終的には「ま、殺されるこたぁねえだろ!」と開き直り(僕の場合、大体こう思えたらなんでもできる)、ノックする前に亡くなったじいちゃんとひいばあちゃんに「最後まで頑張らせてね」と祈りつつ入室した。待ち時間が長かったのでいろいろとにかくセルフコントロールに努めた。
●面接記録
面接官は男2女1の計3人(真ん中に若めの男性、両端年配の男女)の個人面接。時間は大体40分程度であったと思われる。
主な質問内容は次の通り。
・前職のこと(職務内容について)。
・なぜ辞めたか?
・人間関係で難しかったことは何か?
・仕事はどんなことが難しかったか?
・それらをどう乗り越えたか?
・東京都でやりたいこと詳しく。
・希望の部署につけなかったら?
・管理職になりたいか?それはなぜ?
・部下とかで協力してくれない人がいるかもしれないけどその時はどうする?
・質問とか最後に一言とかはなし。
流れとしては、最初にアイスブレイク的な会話で緊張をほぐさせてから面接官が順番に質問。僕の時は…
①向かって左の女性面接官がまず前職のことについて質問
↓
②今度は向かって右の年配の男性面接官が東京都でやりたいことについて具体的に聞いてくる。
(「困ったことを言う人だなぁ」みたいな雰囲気でなぜかなだめるような口調で話してくるので、こちらが何か無理を言っているような気がしてくる)
↓
③最後に真ん中の若めの男性面接官が若干ケンカ腰で今まで話したことを否定しにかかってくる
という感じ。
東京都の面接では、先入観を与えないため、出身大学名や留学先など固有名詞を出しての説明はNGになっており、それを拡大解釈(合ってる?)して前職の会社名も出さなかった。しかし、これが非常に難しく、職務内容も外部の人にはちょっとわかりにくかったために面接では苦労した。面接官の方に分かるかどうか確認したりしながら、分からなければより具体的に例を挙げて話すなどその場の反応を見ながら説明した。退職理由を一生懸命(内心はビクビク)説明するとあっさりうなずいて納得してくれたのでほっとしたし、大きな自信になった。
面接官のテクニックで印象に残っているのは、向こうでこちらの話をまとめるフリをしてさりげなく話を誘導し、受験者を追い込もうとしてくることだった。
例えば、「あなたが今おっしゃったことを私は○○という風にとらえているんですが、こういう理解でいいですか?」と聞く。この「○○」のところをよく聞かずに「ええ、まあ」なんて言おうものなら揚げ足を取られてドツボにはまるのだ(例えば「あれ、さっきあなた、こう言いませんでした?今言ったことと違うんじゃない?」とか)。東京都の2回目の面接ではとにかく「矛盾しないように気をつけろ」というアドバイスをいろんな人からもらっていたが、そのカラクリはこのテクニックにあるんじゃないかと思った。
こういう嫌な追い込み方については、もし意図が予感できたらできる限り回避するのが得策だと思う。無駄なドツボにはたとえ準備をしていても嵌まらないのが賢いと思う。思わぬことで足元をすくわれる可能性がある。
その他、政策の話をしていた時になんだか難しい話になりすぎてお互いに「あれ?何の話してるんだっけ??」という雰囲気になり若干焦ったが、なぜか深追いされずそのまま「やりたい仕事につけなかったらどうする?」というお決まりの質問に移ったのでホッとした。
面接全体を通じて、突っ掛かってくる感じだったり、無表情だったり、呆れた感じで話を始めたりと受験者にストレスをかけようとしている様子は見て取れた。1人の面接官がこっちの話を聞いている間に他の面接官はイスの背もたれに寄りかかったり、しきりに首を傾げるなどして意識的に態度悪くしてみたり、ということもされていたように思う。
しかし、なぜか冷静に受けることができ、質問の意図を把握することもできていたので圧迫面接とは感じなかったというのが正直なところである。よく分からないことについては「どういうこと?」と聞いてくるのが人情としては当然だと事前に心構えをしていたことも良かったと思う。
3次試験の自己評価はかなり高かった。ちゃんと頭も回ったし、答えられなかった質問もなかった。手応えとしては、正直いってあれで落ちたらしょうがないという感じをもった。終わった直後はなぜか合格をほぼ確信していたし(後でどんどん不安になったが…)、これでダメだったらそもそも他の点数が最初から悪かったんだろうと思うことにした。自分としては気持ちを込めていい話が出来たと思ったし、面接官の方々もこちらの話を非常によく聴いてくださったという印象を持った。何よりとてもよい面接ができたと感じたので非常に満足だった。
なお、都の志望動機、なぜ遠隔地から東京を受けにきたのか、他の受験状況、自己PR、といった質問はなかった。なぜ遠隔地から?という質問がなかったのは意外だった。手元にそういう資料がなかったのかも知れない。聴き忘れたんじゃないかな、とも思った。
面接直前はとても喋れる気がしなかった。また、前の人の面接が時折聞こえてきたりして(渋い男性の声で「でも君には向いてないと思うんだけどねえ」というやりとりが聞こえた。受験者は顔面蒼白で出てきてそのまま僕に一言も声をかけずに帰っていった…)戦慄していた。ただ、前職での苦手な社長さん・支店長さんが5人揃って並んでるのよりはマシだろ、と考えたり、そういや今まで面接の時に本気で自分の意見プレゼンしたことあったっけ、ないなあ、1回ぐらいビビらずにやってみるかぁと思ったり、以前上司に「Rくん、とにかく自信もってね」と言われていたのを思い出したりとか、最終的には「ま、殺されるこたぁねえだろ!」と開き直り(僕の場合、大体こう思えたらなんでもできる)、ノックする前に亡くなったじいちゃんとひいばあちゃんに「最後まで頑張らせてね」と祈りつつ入室した。待ち時間が長かったのでいろいろとにかくセルフコントロールに努めた。
●面接記録
面接官は男2女1の計3人(真ん中に若めの男性、両端年配の男女)の個人面接。時間は大体40分程度であったと思われる。
主な質問内容は次の通り。
・前職のこと(職務内容について)。
・なぜ辞めたか?
・人間関係で難しかったことは何か?
・仕事はどんなことが難しかったか?
・それらをどう乗り越えたか?
・東京都でやりたいこと詳しく。
・希望の部署につけなかったら?
・管理職になりたいか?それはなぜ?
・部下とかで協力してくれない人がいるかもしれないけどその時はどうする?
・質問とか最後に一言とかはなし。
流れとしては、最初にアイスブレイク的な会話で緊張をほぐさせてから面接官が順番に質問。僕の時は…
①向かって左の女性面接官がまず前職のことについて質問
↓
②今度は向かって右の年配の男性面接官が東京都でやりたいことについて具体的に聞いてくる。
(「困ったことを言う人だなぁ」みたいな雰囲気でなぜかなだめるような口調で話してくるので、こちらが何か無理を言っているような気がしてくる)
↓
③最後に真ん中の若めの男性面接官が若干ケンカ腰で今まで話したことを否定しにかかってくる
という感じ。
東京都の面接では、先入観を与えないため、出身大学名や留学先など固有名詞を出しての説明はNGになっており、それを拡大解釈(合ってる?)して前職の会社名も出さなかった。しかし、これが非常に難しく、職務内容も外部の人にはちょっとわかりにくかったために面接では苦労した。面接官の方に分かるかどうか確認したりしながら、分からなければより具体的に例を挙げて話すなどその場の反応を見ながら説明した。退職理由を一生懸命(内心はビクビク)説明するとあっさりうなずいて納得してくれたのでほっとしたし、大きな自信になった。
面接官のテクニックで印象に残っているのは、向こうでこちらの話をまとめるフリをしてさりげなく話を誘導し、受験者を追い込もうとしてくることだった。
例えば、「あなたが今おっしゃったことを私は○○という風にとらえているんですが、こういう理解でいいですか?」と聞く。この「○○」のところをよく聞かずに「ええ、まあ」なんて言おうものなら揚げ足を取られてドツボにはまるのだ(例えば「あれ、さっきあなた、こう言いませんでした?今言ったことと違うんじゃない?」とか)。東京都の2回目の面接ではとにかく「矛盾しないように気をつけろ」というアドバイスをいろんな人からもらっていたが、そのカラクリはこのテクニックにあるんじゃないかと思った。
こういう嫌な追い込み方については、もし意図が予感できたらできる限り回避するのが得策だと思う。無駄なドツボにはたとえ準備をしていても嵌まらないのが賢いと思う。思わぬことで足元をすくわれる可能性がある。
その他、政策の話をしていた時になんだか難しい話になりすぎてお互いに「あれ?何の話してるんだっけ??」という雰囲気になり若干焦ったが、なぜか深追いされずそのまま「やりたい仕事につけなかったらどうする?」というお決まりの質問に移ったのでホッとした。
面接全体を通じて、突っ掛かってくる感じだったり、無表情だったり、呆れた感じで話を始めたりと受験者にストレスをかけようとしている様子は見て取れた。1人の面接官がこっちの話を聞いている間に他の面接官はイスの背もたれに寄りかかったり、しきりに首を傾げるなどして意識的に態度悪くしてみたり、ということもされていたように思う。
しかし、なぜか冷静に受けることができ、質問の意図を把握することもできていたので圧迫面接とは感じなかったというのが正直なところである。よく分からないことについては「どういうこと?」と聞いてくるのが人情としては当然だと事前に心構えをしていたことも良かったと思う。
3次試験の自己評価はかなり高かった。ちゃんと頭も回ったし、答えられなかった質問もなかった。手応えとしては、正直いってあれで落ちたらしょうがないという感じをもった。終わった直後はなぜか合格をほぼ確信していたし(後でどんどん不安になったが…)、これでダメだったらそもそも他の点数が最初から悪かったんだろうと思うことにした。自分としては気持ちを込めていい話が出来たと思ったし、面接官の方々もこちらの話を非常によく聴いてくださったという印象を持った。何よりとてもよい面接ができたと感じたので非常に満足だった。
なお、都の志望動機、なぜ遠隔地から東京を受けにきたのか、他の受験状況、自己PR、といった質問はなかった。なぜ遠隔地から?という質問がなかったのは意外だった。手元にそういう資料がなかったのかも知れない。聴き忘れたんじゃないかな、とも思った。
1-9.県職員採用試験 2次試験@県自治研修所
都の試験が終わって根拠もなく合格を確信してしまったために県庁へのモチベーションがなかなか上がらず参った。
実は県庁試験2日連続の前日には近隣市役所の1次筆記試験があったのだが、ここを受けに行くと疲れて東京都2次試験の二の舞になると思ったのと、体調的に県まで気持ちを持続させるのが困難だと感じて辞退した。
ちょうどその日、受験予定の市に住んでいる親戚がうちに来ていて、見つかってしまったので「市は受けないことにしたんですよ」と言うと、「バカか、こいつは。都とか県とか受かるわけねーだろ。この先どうすんだ?」みたいな顔されたので(あくまで勝手に読み取っただけ)、「いいんだよ、別に!」と心で言い返してから出発した。
なお、なぜ前日に家を出発したかというと、2日間の開始時間が9:00と8:30だったのでその日に出ると朝早すぎて眠すぎる、という事態になりそうだったため。県内なのに宿泊せざるを得ない実家の立地条件をいささか呪った。前日の夜は参院選の与党惨敗の投票結果を見て興奮したのと、部屋が暑すぎ+クーラーつけると寒すぎという悪循環に陥りあまり寝られなかった。
1-9-1.2次試験1日目
バスで行くつもりだったがよくよくバス乗り場を見てみると駅の反対側から出ていた。ったく、しょうがねえな、歩いていくか、と商店街の中を延々20分くらい歩いていった。カバンも軽かったし、いい気分転換にはなった。
バスで来てる人や自転車で来てる人を途中見たが、会場までタクシーで何人も乗り付けてきたのには多少驚いた。
●論文試験(60分)
論文試験の問題は、「わが県が将来、所属する州において中心的役割を果たしていくためには何が求められるか」だった。
書いたことないテーマだったが、1時間しかなかったし、思いついたものをそのまま書いた。実は10分前くらいには余裕で書きあがってしまった。出来は正直良くねーな…と思ったがとりあえず制限時間内に書くことができたのでほっとした。
なお、1次試験でも思ったがなぜ試験が終わった後「姿勢を正してください」と言うんだろう…というのが一番の謎だった。
●面接カードの記入(80分)
記入内容は、自己PR、印象に残っている体験、志望動機とやりたい仕事、趣味、特技、職歴、学歴など特に変わった項目はなし。メモとかを見ながら書いてはいけないと言われたのは意外であった。早めに書き上げてそそくさと退散。
この日はこれで終わり。昼までには終わった。その後は街に繰り出し、軽く読めて笑えそうな本(新潮文庫の『言いまつがい』)を買ってホテルで読んでいた。面接が明日でよかったなと思った。土用の丑の日だったからか商店街では鰻がたくさん出ていた。おいしそうだったが高いし買えなかった。
1-9-2.2次試験2日目
この日も同じく歩きで。鰻関連のものは全て引っ込んでいた。とにかく晴れでよかったと思った。やはり雨と晴れでは気分的にも全然違うからだ。
●集団討論(40分)
テーマは「小学校における英語教育について」。メンバーは6人。受験者の内訳は男4女2。流れとしては、
最初の3分で各自意見をまとめ、その後1人1分ずつ意見表明(約10分)。
↓
残りの約30分でフリーディスカッション。
という感じ。
時間を超えるとアラームがけたたましく鳴り「あとは討論の中で」と容赦なく打ち切られる。打ち切られた人は結構ヘコんでた。僕はなんとか免れた。
イヤだったのは席の配置。円形でもコの字型でもなく、受験者が微妙に内に向いてゆるーい弧を描いているのだ。で、その前に面接官が4人ズラリ。これでどーやってまともな討論するのよ、と正直思った。頼むから普通に討論できそうな形だけは整えて欲しかった。
正直いって出来はイマイチ、というか完全に失敗した。
なんとなく流れで「司会とかナシで行けるんじゃね?」と勝手に判断して口火を切ったら、優秀そうな女性受験者に「司会決めませんか」ともっともな指摘をされ、その後も「議論の方向性を決めるのがいいんじゃないですか」などと至極もっともなダメ出しをされ続けた結果、僕は完全なピエロと化した。ここまで道化っぽくなったのは初めてである(笑)。たぶんこの女性は自分が司会をやりたかったんだと思う。させてあげればよかった。結局、口火を切った責任を取り司会を引き受けたが、流れができるまでがしんどかった。たぶんみんなやってきた模擬集団討論のやり方が違うのね、と思わざるをえない。
議論でやったことと言えば、「とにかく英語教育の早期導入は国語力がどうの…云々」とはっきりしない1人を、「じゃあ1年生からの導入は絶対ダメですか?」とやや極論を投げかけ潰して、一応「英語教育導入には賛成」という全体意見をまとめた。その他は問題点などについて話し合ってタイムアップ。まとめも十分とは言えなかったが途中でやる気を失いかけたにしてはとりあえず最後まで粘り強く頑張った方だと思う。ただ、完全に失敗した感は拭いきれず、点数は相当悪いだろうなと思った。
なお、試験中は、前述した優秀そうな女性受験者が常に僕の方を向いて「何やってんだ、このカス」と目で口ほどにモノを言われているような気がして非常に怖かった。また、みんな緊張してるのは分かるが、僕以外に全く笑顔がないという実に奇妙なディスカッションであった。試験のディスカッションは大変だなと思った。できるだけもうちょっと楽しいディスカッションにしたかった。
●個人面接
例年2回と聞いていたが今年は2次受験者が多いためだろう、回数は1回だった。県の方でも2回目の面接の意味なさをようやく感じたのかもしれない。まあ今回はなくてよかった。
面接官は4人の個別面接。内訳は男3女1。年配の男性2人、中年女性1人、中年人事男性1人という感じ。年配の1人はちょっと冷たい雰囲気。あとは普通。でも質問は結構嫌なのをしてきた。時間はだいたい25分だった。
主な質問内容
・志望動機をもっと詳しく
・やりたい仕事の理由
・なぜ公務員でないといけないか
・公務員の役割はどんなものかイメージは
・最近気になったニュースは
・退職するきっかけは
・自分はリーダーに向いていると思うか
・向いているとすればどんなリーダーか
・やりたい仕事につけなかったらどうするか
その他、性格や趣味など自分の事をどんどん話させようとしてくれる。前日に書いた面接カードは満遍なく聞いてくるが、その合間にポイントとなりそうな質問をさりげなく挟んでくる。かなりベテランな面接官揃いといった印象。うっかりしゃべりすぎるとよくないなと気をつけるようにした。
全体的に面接はまあまあうまくいったと思う。
志望動機が「説明会の時の印象が良かったので」とかいう相当曖昧なものだったのでかなり不審がられたが、その後された追加の質問にはキチンと答え納得させることはできた。相手の印象に残る言葉も使えたし、東京都ほどではないにしろ手応えは感じていた。さすがに県と都のどっちかは受かってるんじゃないのかなぁと思っていた。
全て終了は10時半。朝は早かったけどとにかく早く終わってよかった。試験がすべて終わったのがとにかくうれしかった。
実は県庁試験2日連続の前日には近隣市役所の1次筆記試験があったのだが、ここを受けに行くと疲れて東京都2次試験の二の舞になると思ったのと、体調的に県まで気持ちを持続させるのが困難だと感じて辞退した。
ちょうどその日、受験予定の市に住んでいる親戚がうちに来ていて、見つかってしまったので「市は受けないことにしたんですよ」と言うと、「バカか、こいつは。都とか県とか受かるわけねーだろ。この先どうすんだ?」みたいな顔されたので(あくまで勝手に読み取っただけ)、「いいんだよ、別に!」と心で言い返してから出発した。
なお、なぜ前日に家を出発したかというと、2日間の開始時間が9:00と8:30だったのでその日に出ると朝早すぎて眠すぎる、という事態になりそうだったため。県内なのに宿泊せざるを得ない実家の立地条件をいささか呪った。前日の夜は参院選の与党惨敗の投票結果を見て興奮したのと、部屋が暑すぎ+クーラーつけると寒すぎという悪循環に陥りあまり寝られなかった。
1-9-1.2次試験1日目
バスで行くつもりだったがよくよくバス乗り場を見てみると駅の反対側から出ていた。ったく、しょうがねえな、歩いていくか、と商店街の中を延々20分くらい歩いていった。カバンも軽かったし、いい気分転換にはなった。
バスで来てる人や自転車で来てる人を途中見たが、会場までタクシーで何人も乗り付けてきたのには多少驚いた。
●論文試験(60分)
論文試験の問題は、「わが県が将来、所属する州において中心的役割を果たしていくためには何が求められるか」だった。
書いたことないテーマだったが、1時間しかなかったし、思いついたものをそのまま書いた。実は10分前くらいには余裕で書きあがってしまった。出来は正直良くねーな…と思ったがとりあえず制限時間内に書くことができたのでほっとした。
なお、1次試験でも思ったがなぜ試験が終わった後「姿勢を正してください」と言うんだろう…というのが一番の謎だった。
●面接カードの記入(80分)
記入内容は、自己PR、印象に残っている体験、志望動機とやりたい仕事、趣味、特技、職歴、学歴など特に変わった項目はなし。メモとかを見ながら書いてはいけないと言われたのは意外であった。早めに書き上げてそそくさと退散。
この日はこれで終わり。昼までには終わった。その後は街に繰り出し、軽く読めて笑えそうな本(新潮文庫の『言いまつがい』)を買ってホテルで読んでいた。面接が明日でよかったなと思った。土用の丑の日だったからか商店街では鰻がたくさん出ていた。おいしそうだったが高いし買えなかった。
1-9-2.2次試験2日目
この日も同じく歩きで。鰻関連のものは全て引っ込んでいた。とにかく晴れでよかったと思った。やはり雨と晴れでは気分的にも全然違うからだ。
●集団討論(40分)
テーマは「小学校における英語教育について」。メンバーは6人。受験者の内訳は男4女2。流れとしては、
最初の3分で各自意見をまとめ、その後1人1分ずつ意見表明(約10分)。
↓
残りの約30分でフリーディスカッション。
という感じ。
時間を超えるとアラームがけたたましく鳴り「あとは討論の中で」と容赦なく打ち切られる。打ち切られた人は結構ヘコんでた。僕はなんとか免れた。
イヤだったのは席の配置。円形でもコの字型でもなく、受験者が微妙に内に向いてゆるーい弧を描いているのだ。で、その前に面接官が4人ズラリ。これでどーやってまともな討論するのよ、と正直思った。頼むから普通に討論できそうな形だけは整えて欲しかった。
正直いって出来はイマイチ、というか完全に失敗した。
なんとなく流れで「司会とかナシで行けるんじゃね?」と勝手に判断して口火を切ったら、優秀そうな女性受験者に「司会決めませんか」ともっともな指摘をされ、その後も「議論の方向性を決めるのがいいんじゃないですか」などと至極もっともなダメ出しをされ続けた結果、僕は完全なピエロと化した。ここまで道化っぽくなったのは初めてである(笑)。たぶんこの女性は自分が司会をやりたかったんだと思う。させてあげればよかった。結局、口火を切った責任を取り司会を引き受けたが、流れができるまでがしんどかった。たぶんみんなやってきた模擬集団討論のやり方が違うのね、と思わざるをえない。
議論でやったことと言えば、「とにかく英語教育の早期導入は国語力がどうの…云々」とはっきりしない1人を、「じゃあ1年生からの導入は絶対ダメですか?」とやや極論を投げかけ潰して、一応「英語教育導入には賛成」という全体意見をまとめた。その他は問題点などについて話し合ってタイムアップ。まとめも十分とは言えなかったが途中でやる気を失いかけたにしてはとりあえず最後まで粘り強く頑張った方だと思う。ただ、完全に失敗した感は拭いきれず、点数は相当悪いだろうなと思った。
なお、試験中は、前述した優秀そうな女性受験者が常に僕の方を向いて「何やってんだ、このカス」と目で口ほどにモノを言われているような気がして非常に怖かった。また、みんな緊張してるのは分かるが、僕以外に全く笑顔がないという実に奇妙なディスカッションであった。試験のディスカッションは大変だなと思った。できるだけもうちょっと楽しいディスカッションにしたかった。
●個人面接
例年2回と聞いていたが今年は2次受験者が多いためだろう、回数は1回だった。県の方でも2回目の面接の意味なさをようやく感じたのかもしれない。まあ今回はなくてよかった。
面接官は4人の個別面接。内訳は男3女1。年配の男性2人、中年女性1人、中年人事男性1人という感じ。年配の1人はちょっと冷たい雰囲気。あとは普通。でも質問は結構嫌なのをしてきた。時間はだいたい25分だった。
主な質問内容
・志望動機をもっと詳しく
・やりたい仕事の理由
・なぜ公務員でないといけないか
・公務員の役割はどんなものかイメージは
・最近気になったニュースは
・退職するきっかけは
・自分はリーダーに向いていると思うか
・向いているとすればどんなリーダーか
・やりたい仕事につけなかったらどうするか
その他、性格や趣味など自分の事をどんどん話させようとしてくれる。前日に書いた面接カードは満遍なく聞いてくるが、その合間にポイントとなりそうな質問をさりげなく挟んでくる。かなりベテランな面接官揃いといった印象。うっかりしゃべりすぎるとよくないなと気をつけるようにした。
全体的に面接はまあまあうまくいったと思う。
志望動機が「説明会の時の印象が良かったので」とかいう相当曖昧なものだったのでかなり不審がられたが、その後された追加の質問にはキチンと答え納得させることはできた。相手の印象に残る言葉も使えたし、東京都ほどではないにしろ手応えは感じていた。さすがに県と都のどっちかは受かってるんじゃないのかなぁと思っていた。
全て終了は10時半。朝は早かったけどとにかく早く終わってよかった。試験がすべて終わったのがとにかくうれしかった。
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